
こんにちは、JCG広報のSです!
第2回となる「JCG社員インタビュー」は、制作ディレクターの浅野さんにお話を伺いました!

S:浅野さん、本日はよろしくお願いします!
浅野:新卒で2021年に入社。3年目になります、浅野です。よろしくお願いします!
制作ディレクターは配信番組の中心
S:制作ディレクターとしてお仕事をされていますが、どんな業務を担当されているのでしょうか。
浅野:イベントや番組において、制作の段取りや画作りなど演出面の責任を担う立場です。
企画をプロデューサーや統括ディレクターと立案するところから始まり、番組で使用するクリエイティブ(画像や動画、ロゴなどデザインが必要なもの)の制作や、台本制作などを準備から実施を指揮しています。
S:番組の流れや映像制作の指示を一貫して担当されているんですね。
浅野:そうですね。実際は僕だけではなく、企画ごとにチームで制作します。プロデューサーや統括ディレクターから大まかな企画内容がきたら、企画やゲームジャンルに合わせて人員を選びます。
本番ではいつ何を映してどのタイミングで切り替わるか、出演者の方にどう動いてもらうかの指示をほかスタッフと連携して行います。放送中は制作ディレクターが中心になって動くイメージです。
「ひとつひとつに意味を持たせたい」
S:制作にあたって意識されている部分はありますか?
浅野:クリエイティブの大枠を決めた後はアシスタントディレクターとデザイナーに作っていただきますが、その際には細かくコミュニケーションをとるように心がけています。クリエイティブひとつひとつに意味を持たせたいんです。
S:細部にまでこだわられているんですね。どんなプロジェクトが印象に残っていますか?
浅野:良いクリエイティブが出来たプロジェクトですね。
和のテイストとゲームの演出をかけ合わせて、大会のブランドと、ゲームのイメージをうまく表現するようデザイナーと話し合いを重ねました。キービジュアルだけでなく、トーナメント表など番組に映るものには、そのイメージを反映するよう心がけました。
S:クリエイティブ以外にはどんなこだわりがありますか?
浅野:試合へ入る導入部分や、決着がつく瞬間を特に大切にしています。大会イベントではやっぱり試合が中心で、また試合ごとに内容は違うので、その場で変えてしまったほうが良い事があります。そういった事は事前の打ち合わせやリハーサル時に、出演者の皆さんと相談しています。
たとえば試合の勝利チームが決まったとき。事前に台本に書いてあるセリフはありますが、試合内容を踏まえて名乗りを上げてもらった方が勢いがあり盛り上がります。そういった箇所を実況や司会の方とも意見交換を行い詰めていきます。
ほかにも繰り返しがちな部分は細かく言い回しを変えるなど、さまざまな工夫をして、視聴者の皆さんが飽きずに流れに乗って盛り上がれるよう意識をして台本を制作しています。

制作スタッフを目指した想いとその源
S:試合に対して特に大事にされているとの事ですが、どこからその想いがきているのでしょうか。
浅野:JCGに入社するキッカケでもあるんですが、僕自身がシューティングゲームで大会に出ていたんです。カウンターストライク:グローバルオフェンシブ(略称、CS:GO)というゲームで1番上のランクで、まさにJCGの大会に出ていたんですよね。
S:かなりCS:GOをやり込んでいたと思うんですが、その頃はプロ選手の道は意識されなかったんでしょうか
浅野:一時期は意識していました。ただ、作る側の道に行こうと思う出来事がありまして。
プロプレイヤーを経て、現在プロチームのコーチとして活躍している友人がいるんですが、昔から一緒にゲームをしていたんですね。その友人がCS:GOにハマった時、僕の3分の1くらいの時間で同じランクに来ちゃったんです。それを見て「こういう人がプロになるのか」と思ったんです。
しかも、プロ選手になる事はスタートラインじゃないですか。自身が大会の参加やチーム活動を重ねていくうちに、プロプレイヤーとして勝ち続けることの壁の大きさを実感したんです。
そこからは裏方というか、作る側としてeスポーツに関わる可能性を探して就職活動をしていました。そうしたら、ちょうどJCGが求人を出していたんです。そこでJCG一本に絞って応募をしました。
S:かなり思い切りましたね(笑)
浅野:JCGに入社できなかったらヤバいです、と面談の際にお伝えしました。おかげさまで入社決定は一番乗りでした(笑)
そういった大会の参加経験や、凄いプレイヤーが横にいることから、皆さんにより良い活躍の場を提供したいと考えるようになりました。
好きなことはアドバンテージになる
S:最後になりますが、JCGはどんな会社でしょうか
浅野:第1回の西野さんと被るところがあるんですが、とてもゲームに詳しい会社だと思います。ゲームプレイヤーがとても多く、コミュニケーションがスムーズです。
このことは制作のクオリティに繋がっています。実際に番組や大会を作る上で、細かいゲーム用語や定義の理解がないと作業が難しく、また番組で採用されたゲームのリサーチの深さにも関わります。
皆がゲーム好きということがそのままアドバンテージになっていると感じますね。
S:ゲームプレイヤーが多いことが様々な面でメリットになっているんですね。浅野さん、本日はありがとうございました!
次回はeスポーツ独自のポジションである”大会運営ディレクター”より、川尻さんのご紹介です!ぜひご覧ください。

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