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eスポーツイベントってどんな人達が作っているの?イベントや番組制作の業務内容をご紹介!

2024.01.26

eスポーツイベントってどんな人達が作っているの?イベントや番組制作の業務内容をご紹介!

eスポーツの制作スタッフとは

eスポーツイベントは、映像や音響に加え、大会やエキシビションマッチなどゲームに関連した様々なコンテンツが一つになったイベントです。そのため様々な職種の方が関わっています。

制作会社やゲームジャンルによって呼び名や担当範囲が変わるため、今回は弊社の業務を基準にイベント制作に関わる職種をご紹介します。

 

プロデューサー

eスポーツにおける業務内容

主催者が考えるイベントの開催目的を達成するために、企画やスケジュールを立案し、制作チーム全体へ方向性を示す役割です。主催者・営業と共にスポンサーを募ることもあります。

必要なスキル

主催者やスポンサーの希望等を取りまとめ、バランスをとる交渉力や、それらを実現する企画・計画力が求められます。またディレクターなど、各部門の責任者を任命し制作チームそのものを組織することもあるため、マネジメント能力や人脈を求められる場合があります。

 

営業

eスポーツにおける業務内容

主催者と協力してスポンサーを集めたり、プロデューサーと協力して各スポンサーを取りまとめる仕事です。主催者、プロデューサーとともにイベントの開催を決定するために重要な役割です。

必要なスキル

スポンサーを募るための人脈や行動力、交渉力が求められます。また交渉を行うための企画書・提案書・説明資料の作成など、デスクワークのスキルも求められます。

 

イベント・番組制作

eスポーツにおける業務内容

プロデューサーと共に企画の立案や、実際の制作を行うスタッフです。計画に沿って、準備や開催日のスケジュール、使用する台本・映像、小道具など、イベント実施に向けて必要なものを準備し実際に制作する仕事です。またイベント当日は、各スタッフとの連携や出演者の誘導などを行い、ステージや番組の中心になって進行する役割も担います。

必要なスキル

番組を作る際には映像・画像制作に関する知見や立案された企画をより面白くするためのクリエイティビティ、採用されたゲームの専門的知識などが必要になります。また、立場によっては制作全体の進行を管理するためのマネジメント能力や技術・デザイナーへ制作物の要件を伝えるコミュニケーション能力、台本やスケジュールを資料化するためのデスクワークの能力が求められます。

実際にJCGではたらく制作スタッフや業務の内容はこちら

制作統括ディレクター
【社員インタビュー】eスポーツ制作統括ディレクターが語る、制作へのこだわりとは?

制作ディレクター
【社員インタビュー】「プレイヤーにより良い場を提供したい」:eスポーツの制作ディレクターとは

 

イベント運営

eスポーツにおける業務内容

会場や撮影スタジオが大規模な場合や、閲覧客を招き入れる際に、会場のスケジュールや各種控室など部屋の管理、お客様の誘導など会場の利用方法を計画し、管理・実行する仕事です。

必要なスキル

計画を練るに当たり、来場するお客様の気持ちや行動を想像する力や経験が必要になります。また会場の設備や利用条件の把握、利用計画の資料化のスキルが必要です。イベント当日には会場の準備やお客様の誘導、対応を行うため、イベントスタッフとしての体力も求められます。

 

大会運営

eスポーツにおける業務内容

主催者やスポンサーの目的に合わせた大会を設計します。大会のルールや参加規約、当日のスケジュールなどの準備をはじめ、大会参加者からのお問い合わせや当日の大会進行、参加者へのアナウンスなど大会の実施に関する作業を行います。

必要なスキル

イベントに採用されたゲームや、そのゲームで行われている大会の知識が必要です。また大会の参加者が困りそうなことが想像できるスキルが必要なため、大会への参加経験は大きなアドバンテージになります。併せて、規約やルールを書き起こすための文章力や、募集から当日進行のスケジューリングを行い資料化するデスクワークのスキルが必要です。

実際にJCGで働く大会運営スタッフ業務の内容はこちら

【社員インタビュー】「ゲームのスペシャリスト」:eスポーツの大会運営ディレクターとは

 

デザイナー

eスポーツにおける業務内容

イベントの広報に使用する、イベントロゴやメインビジュアルとなる画像・映像、番組内で使用するトーナメント表、ゲーム映像に情報を乗せるオーバーレイ画像など、様々なものをプロデューサーやディレクターと相談しながら作成します。

必要なスキル

一般的なデザインの能力はもちろん、プロデューサーやディレクターの考えを汲み取り表現する力が必要です。また流行や新しい表現方法が次々と出てくる分野でもあるため、情報収集は欠かせません。

 

サイト開発

eスポーツにおける業務内容

イベントの告知などを行うサイトの制作を行います。JCGでは大会参加者がトーナメント表に結果を登録し進行する大会システムの開発も行っています。

必要なスキル

ウェブサイトを作成する基本的な知識から、サイトを見る方がわかりやすいようなサイトの構成や、ボタンなどのインターフェースのデザイン知識が求められます。

また大会システム開発では、参加者が大会へ登録、当日進行しやすいように大会運営とコミュニケーションをとりながらサイトの構成を決めていくため、一定のゲームの知識や参加者の気持ちに寄り添えることが必要です。

 

技術

eスポーツにおける業務内容

配信や番組に使用するカメラや音声ミキサー、映像スイッチャー(複数の映像を切り替える装置)などの専門機材を扱う役割です。制作スタッフが作りたい番組やイベントを実現するために必要な機材を選定し、運用する仕事です。

必要なスキル

映像や音響、照明など機材的な知識はもちろん、eゲーム機やPCをどのように機材に繋げればよいのか、オフラインイベントなら参加選手をいつどこから映せばより格好良く撮れるのかなど、ゲームやその周辺機材の知識も必要です。

オフラインイベントなど、会場へ大きな機材を運びシステムを組み上げる機会も多いため、体力も重要です。

 

観戦

eスポーツにおける業務内容

ゲームプレイの様子をゲーム内の観戦機能や映像スイッチャーを使用して撮影し、配信画面に載せる役割です。バトルロイヤルやFPS、MOBAなどマップの中で複数の戦闘が起きるようなゲームで、試合の流れや決定的瞬間を伝えられるよう視点を操作します。スポーツ中継においてのカメラマンの立場です。

必要なスキル

ゲームの流れを追うために、ゲームの仕様や環境、プレイへの深い理解が必要です。また選手の得意なプレイや試合を決定づけるようなプレイをカメラに収めるために、選手ごとの役割やプレイ傾向も理解する必要があります。

PCや映像スイッチャーを扱うため、機材などの技術的な知識も必要となります。

 

まとめ

今回は弊社の業務を基準に大きなくくりで職種をご紹介しました。各職種の中にはさらにディレクターやアシスタントディレクターなど立場に分かれた職種があります。これらはイベントの規模や生放送の有無など要件次第で関わる職種が変わったり、兼任したりと編成が変わっていきます。

イベントは制作・技術・デザイナー・サイト開発など、様々な分野の方が集まり行うため、コミュニケーションを多く取る必要があります。そんな中で、共通の経験や知識があることでコミュニケーションがスムーズになります。

またイベントを作る過程で、大会に参加する際に困ることはないか、試合を見る際にどこを見たいのか、など参加者や視聴者の視点に立てるかが重要なポイントです。

そのためeスポーツにおいては、業務の経験だけでなくゲームの知識やプレイ経験、イベント・大会への参加経験などが職種に応じて求められます。

 

 

JCGではeスポーツのイベント開催や番組制作に関するご相談を受け付けております。

大会運営・番組制作・配信技術など、お困りのことがございましたらぜひご連絡ください。

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