JOURNAL

eスポーツ大会の集客方法|告知チャネルとエントリー管理のコツ

ビジネス向け記事

2026.10.23

eスポーツ大会の集客方法|告知チャネルとエントリー管理のコツ

集客は「大会を決めた直後」から始まる

eスポーツ大会は、企画が良くても、参加者や観戦者が集まらなければ成り立ちません。集客というと告知の開始時期から考えがちですが、実際には、ターゲットを決める段階から告知の方法まで一緒に設計しておくことが大切です。

この記事では、eスポーツ大会の集客について、告知チャネルの選び方、スケジュールの考え方、エントリー管理のコツを順に解説します。

 

まず決めること:誰に、何を伝えるか

告知の前に、次の2点を言葉にしておきます。

誰に参加・観戦してほしいか

「学生」「社員」「地域住民」「ゲーム経験者」など、対象を具体的にします。対象が広すぎると、告知の内容もチャネルも絞れません。目的とターゲットの決め方は、eスポーツ大会の企画で失敗しないための目的設定ガイドで詳しく解説しています。

その人にとっての「参加する理由」は何か

賞品、実力を試せる、友人と出られる、普段話さない人と交流できるなど、対象によって響く理由は違います。告知では、大会の概要よりも、先にこの「参加する理由」を伝えると反応を得やすくなります。

 

告知チャネルの選び方

チャネルは、ターゲットが日常的に見ている場所から選びます。

チャネル向いているケース気をつける点
SNS(X、Instagramなど)若年層への告知、拡散を狙う場合継続して投稿する運用の手間がかかる
大会専用の特設ページ・告知サイト概要・ルール・申込みを1か所にまとめたい場合検索や他の告知からの流入が必要
既存の顧客・会員への案内(メール、会報など)自社や自治体の既存のつながりを使う場合対象者が限定される
学校・地域団体・関連コミュニティへの案内学生や住民の参加を増やしたい場合依頼から掲載までに時間がかかる
プレスリリース・地域メディア話題づくり、観戦者の来場を促したい場合掲載されるかは確約できない
ゲームタイトルのコミュニティ(SNSグループなど)ゲーム経験者の参加を増やしたい場合コミュニティごとの掲載ルールを守る

1つのチャネルに頼らず、2〜3つを組み合わせると、取りこぼしを減らせます。どのチャネルから申込みが来たかを後で確認できるよう、申込みフォームに「どこで知りましたか」の項目を入れておくことをおすすめします。

 

告知スケジュールの考え方

告知は、1回出して終わりではなく、時期に応じて内容を変えて複数回出します。以下は大会の規模や期間によって変わる、考え方の目安です。

時期目的告知する内容
開催の数か月前〜大会の存在を知ってもらう開催決定、日時、対象、概要
申込み開始〜申込みを促す参加の理由、申込み方法、締切
締切の少し前駆け込みを促す残り枠、締切のリマインド
開催の直前参加者の不安を減らす当日の流れ、持ち物、接続方法
開催中・開催後観戦者を増やす、次回につなげる配信の案内、結果、写真・動画

参加人数に上限がある場合や、会場の準備に時間がかかる場合は、告知を始める時期を前倒しします。開催までの準備全体のスケジュールは、eスポーツ大会の開催方法を徹底解説で紹介しています。

 

エントリー管理で気をつけたいこと

申込みを受け付ける仕組みは、参加者にとっての最初の体験です。分かりにくいと、そこで離脱されてしまいます。

申込みのしやすさ

入力項目は、必要なものに絞ります。項目が多いほど、途中でやめる人が増えます。スマートフォンから申し込めるかも確認しましょう。

必要な情報を漏れなく集める

参加者の氏名や連絡先に加えて、ゲームのアカウント名、チーム参加なら代表者とメンバー、参加規約への同意など、運営に必要な情報を申込みの時点で集めておきます。個人情報の扱いは、利用目的を明示して管理します。

申込み後の連絡を整える

申込み完了の案内、当日までの連絡、変更・キャンセルの受付方法を決めておきます。問い合わせが多い内容は、よくある質問としてまとめておくと、対応の手間を減らせます。

当日の運営につなげる

申込みで集めた情報は、対戦表の作成や当日の受付にそのまま使えると効率的です。手作業での転記が増えるほど、入力ミスや確認の手間が増えます。当日の進め方は、eスポーツ大会当日の運営マニュアルをあわせてご覧ください。

 

申込みが伸びないときの見直しポイント

  • ターゲットが見ていないチャネルに告知が偏っていないか
  • 告知文に「参加する理由」が書かれているか
  • 申込みページまでの導線が分かりやすいか(クリックの回数、スマートフォン表示)
  • 締切や残り枠が分かるか
  • 参加条件(必要な機材、費用、時間)が事前に分かるか

申込みが伸びない原因は、告知の量よりも、「伝わっていない」「申し込みにくい」ことにあるケースが少なくありません。

 

集客でよくある失敗

  • 告知を始める時期が遅く、申込み期間を十分に取れなかった
  • 告知がSNSだけに偏り、ターゲットに届かなかった
  • 申込みフォームの項目が多く、途中で離脱された
  • 申込み後の連絡が遅れ、参加者が不安になって辞退した
  • どのチャネルが効果的だったか記録しておらず、次回に活かせなかった

 

集客と申込み管理を、任せるという選択

集客は、告知の企画、チャネルごとの運用、申込みの受付、問い合わせへの対応と、継続的な作業が続きます。通常の業務と並行して進めると、手が回らなくなることがあります。

JCGでは、大会の目的とターゲットに合わせた告知の設計から、大会専用の申込みサイトの提供、参加者への連絡まで、一貫してご支援しています。大会管理のためのシステムも自社で提供しており、規模に合わせて申込みや対戦の管理を効率化できます。

オンラインで開催する場合の進め方は、オンライン社内イベントにeスポーツを取り入れる方法でも紹介しています。「何から手をつければよいか分からない」という段階でも、ぜひご相談ください。

 

まとめ:集客は「届け方」と「申込みやすさ」の両方で決まる

eスポーツ大会の集客は、ターゲットと「参加する理由」を決め、見てもらえるチャネルで、時期に応じた内容を複数回伝えることが基本です。あわせて、申込みの手間を減らし、申込み後の連絡や当日の運営までつながる仕組みを整えておくと、参加者の満足度も高まります。

集客や申込み管理でお困りの際は、ぜひJCGにご相談ください。




この記事を共有