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高校生がeスポーツで活躍!高校生向けの全国大会や活躍する高校をご紹介

2024.05.17

高校生がeスポーツで活躍!高校生向けの全国大会や活躍する高校をご紹介

高校の部活やカリキュラムに組み込まれる”eスポーツ”とは?

eスポーツは『Electronic Sports(エレクトロニック・スポーツ)』の略称で、国内のeスポーツ普及を推進する団体である一般社団法人日本eスポーツ連合のホームページでは以下のように定義しています。

「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。

eスポーツとは:JeSU公式サイトより引用

1970年代にアメリカやヨーロッパで始まったゲームを使用して大勢が競う流れが、ゲームやインターネットの普及と共に広がっていき、現在ではプロプレイヤーが登場、オリンピック競技への採用が検討されるなど世界的に盛り上がりを見せています。

日本でもチームワークや思考力を鍛える部活動として取り入れる高校や、ビジネスとしてプロゲーマーやイベンターの観点からeスポーツを学ぶコースを実施している高校が増えています。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

サイト内記事
・eスポーツを学べる・部活動をしている通信制高校一覧【2024年度版】
・eスポーツ(e-Sports)とは?市場規模やイベントの魅力を紹介!
・eスポーツがオリンピック採用へ?実際に行われているオリンピック関連大会やIOCの取り組みを紹介!

高校生のeスポーツ総合全国大会『STAGE:0』と『NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権』

高校生が主役となる代表的な大会はいくつかありますが、この項では複数のタイトルを扱っている大規模な大会である『STAGE:0』と『NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権』をご紹介します。

STAGE:0(ステージゼロ)

公式サイト

開催時期

6月~8月

採用タイトル

2024年は下記の5種目で開催されます。
・クラッシュ・ロワイヤル
・フォートナイト(Fortnite)
・リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)
・ヴァロラント(VALORANT)
・オーバーウォッチ(Overwatch)

概要

ゲームが好きだ。
そのキモチがあれば十分。上手いかどうかなんて関係ない。
高校生ならだれでも参加できるeスポーツの祭典「ステージゼロ」。
さぁ、ゲームが好きであることを誇りたくなる夏へ!

公式サイトより引用

STAGE:0は2019年から開催されている、高校単位でエントリーを行う大会です。コカ・コーラ社がトップスポンサーを努めています。

大会は北海道・東北・関東・中部・関西・中国/四国・九州/沖縄・オンライン高校の8つの予選ブロックに分けられており、各地域の予選を突破した高校が決勝大会へ進出します。

決勝大会は番組としてインターネットで放送され、アンガールズの田中卓志 氏などの著名人や各ゲームの公式キャスターが見守る中、日本一の座を争います。

STAGE:0 2023年League of Legends・VALORANT部門決勝大会の様子


過去大会優勝校一覧

岡山県立水島工業高等学校(岡山)
学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校(沖縄)
学校法人角川ドワンゴ学園 S高等学校(茨城)
日本大学習志野高等学校(千葉県)
北海道江別高等学校(北海道)
三田国際学園 高等学校(東京)
ルネサンス高等学校 池袋キャンパス(東京)
ルネサンス高等学校 新宿代々木キャンパス(東京)

NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権

公式サイト

開催時期

11月~2月

採用タイトル

2023年の大会では下記のタイトルが採用されました。

・ロケットリーグ
・リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)
・フォートナイト(Fortnite)
・ヴァロラント(VALORANT)

概要

eスポーツを通じて仲間と共に成長することを目的とした、新たにナセフ ジャパンが立ち上げた高校生のためのeスポーツ選手権大会。
仲間と共に日頃の練習の成果を発揮し優勝を目指す、高校生活の輝かしい1ページとなる大会です。

NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権とは:公式サイトより引用

NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権は2023年に第1回が開催された、カリフォルニア州を発祥とする教育団体、国際教育eスポーツ連盟ネットワーク(Network of Academic and Scholastic Esports Federations 略称 NASEF)日本本部が主催する高校生向けのeスポーツ大会です。こちらも高校ごとのエントリーとなります。

11月から12月にかけて行われる予選大会を勝ち抜いたチームが、1月に東京・原宿にてオフラインで開催される決勝大会に駒を進めました。

NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権 2023年の様子

過去大会優勝校一覧

学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校(沖縄)
ルネサンス高等学校 梅田eスポーツキャンパス(大阪)
ルネサンス高等学校 なんばeスポーツキャンパス(大阪)
ルネサンス高等学校 池袋キャンパス(東京)

約1100名の高校生が参加する大規模大会『ポケモンユナイト甲子園』

全国高校ポケモンユナイト選手権大会(通称:ポケモンユナイト甲子園)

ポケモンユナイト公式サイト
大会サイト

開催時期

6月~8月

採用タイトル

Pokémon UNITE(ポケモンユナイト)

概要

今回の開催で3回目を迎える本大会は、毎年200チームを超えるエントリーがあり、総勢約1100名の高校生が参加するビックイベントへ成長しております。また、昨年開催された2023年大会では、優勝した「聖光学院高等学校・エオスの民」チームから世界大会へ出場する選手が出るなど、大会自体の競技レベルも向上してまいりました。今年も、高校生のひと夏の思い出を作ることを目標に、選手一人一人が楽しむことのできる大会を創ります!

ポケモンユナイト公式サイトニュースより引用

ポケモンユナイト甲子園は、株式会社ポケモンがリリースするMOBAタイトル『ポケモンユナイト』の高校生向け全国大会で、こちらも高校単位でのエントリーとなっています。この大会は株式会社ポケモンと日本テレビ放送網株式会社の共催で開催されます。

2024年は全国を4つのブロックに分けて地域予選を行い、決勝戦は日本テレビスタジオからネット番組として中継されます。またその模様は地上波eスポーツ番組『eGG』にて特集されます。

日本テレビeスポーツ応援番組『eGG』公式サイトはこちら(外部リンク)

ポケモンユナイト甲子園ではJCGも一部業務を担当しています。

ポケモンユナイト甲子園 2023年度決勝大会の模様

過去大会優勝校一覧

市川学園市川高等学校(千葉)
聖光学院高等学校(神奈川)

過去の大規模高校生向け大会

全国高校eスポーツ選手権

全国高校eスポーツ選手権 2023年度大会のFortnite部門決勝大会の様子

全国高校eスポーツ選手権は2019年から2023年まで年1回(全5回)、一般社団法人全国高等学校eスポーツ連盟(JHSEF)、毎日新聞社が主催で開催された高校生向けのeスポーツ大会です。

大会には複数のタイトルが採用され、第5回大会では全国から279校・687チームがエントリーしたと報じられています(※1)

※1)参考:第5回全国高校eスポーツ選手権 1/29(日)決勝大会開幕!(外部サイト)

全国高校生シャドウバース選手権(全国高校生シャドバ甲子園)

全国高校生シャドウバース選手権2017 決勝大会の模様

全国高校生シャドウバース選手権(全国高校生シャドバ甲子園)は、2017年から2021年まで年1回(計5回)行われたデジタルトレーディングカードゲーム『Shadowverse』の高校生向け全国大会です。

2017年大会ではアンバサダーとして『全国高等学校クイズ選手権』でおなじみの福澤朗 氏を起用、約4000名の高校生がエントリー(※2)2019年大会からは優勝賞金として300万円が贈られるなど、非常に大規模な大会でした。

※2)参考:全国の高校生が頂点目指して熱戦を繰り広げる「全国高校生シャドバ甲子園2018」開催 詳細決定7/21より全国各地で予選を実施、8/24から決勝大会開幕(外部サイト)

まとめ

ゲームは非常に身近な趣味ですが、真剣に競い合うことで大きな感動を生むこともあります。

プロゲーマーやストリーマーが注目されるeスポーツですが、次世代のプロとなる高校生の皆さんの活躍にも注目です。

 

JCGではeスポーツのイベント開催や番組制作に関するご相談を受け付けております。

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