会場で観戦・体験できるeスポーツイベント
eスポーツイベントと一口に言っても、様々なゲームタイトルで多くのイベントが行われています。
中でも大会イベントはプレイヤーたちの熱い戦いを見ることができる、中心的なコンテンツで、様々な演出やアクティビティとともに開催されています。
本記事では国内外で会場や施設で大会観戦やイベント体験ができるeスポーツイベントをご紹介します。
国内で開催される代表的なeスポーツイベント
EVO Japan
EVO Japanはアメリカ・ラスベガスで開催されているEvolution Championship Series(Evo)の日本版大会イベントで、大会参加者が一同に集まるイベントとしては国内最大規模のイベントです。
複数タイトルの格闘ゲーム大会を行い、各タイトルの優勝者を決定します。2023年は3月31日から4月3日にかけて東京ビッグサイトで開催されました。
ストリートファイター、鉄拳、ギルティギア、THE KING OF FIGHTERS、バーチャファイター、メルティブラッド、グランブルーファンタージーバーサスの計7タイトルが採用され、延べ7000名がエントリー(※1)海外からは約80か国以上から訳1500名のプレイヤーが参加しました(※2)
2024年の開催もすでに発表されており、大会参加も可能になっています。
※1)引用:格ゲーチェッカー より(外部サイト)
※2)引用:Walkerpuls より(外部サイト)
関連:Evoってなに?eスポーツ最大のオフ大会『Evo』の魅力とは(サイト内リンク)
RAGE
RAGEはシャドウバース(Shadowverse)やヴァロラント(VALORANT)、エーペックスレジェンズ(Apex Legends)など複数のゲームタイトルを扱うイベントシリーズです。
なかでもヴァロラントのイベント“RAGE VALORANT”は2022年にeスポーツイベントで当時国内最多動員数である2万3千人超の動員を記録し、2023年にはさらに規模を拡大して開催されました。
またヴァロラントは国プロ内リーグやオフシーズンイベントなど、RAGE以外のイベントもオフライン開催が多く行われています。
東京ゲームショウ
東京ゲームショウは日本最大のゲーム総合展示イベントです。コロナ禍の影響を受け2019年から4年間オンライン・ハイブリッド開催となっていましたが、2023年は東京ビッグサイトでのオフライン開催となり、9月21日から24日の四日間で24万人以上の来場者数となりました。
各社のブースではゲーム関連の発表だけでなく、eスポーツ大会の決勝戦や選手によるファンイベント、ストリーマー・インフルエンサーによる対戦イベントなど様々な催しが行われており、eスポーツ関連イベントとしても見ごたえのあるイベントです。
動画は東京ゲームショウ 2023内イベントホールにて行われたストリーマー・インフルエンサーがストリートファイター6で対決するイベント“TGS2023 x Crazy Raccoon Cup STREET FIGHTER 6”の模様です。
ポケモンワールドチャンピオンシップス
ポケモンワールドチャンピオンシップスはポケットモンスター関連ゲームの世界王者を決める大会で、2023年は横浜みなとみらいでサイドイベントやアクティビティなども合わせた大規模なイベントとして開催されました。
大会はポケットモンスター部門・カードゲーム部門・ポケモンGO部門・ポケモンユナイト部門の4部門で開催されました。動画はポケットモンスターのMOBA(マルチオンライン・バトルアリーナ)ゲーム“ポケモンユナイト”の大会の模様です。
JCGでもポケモンユナイトの定例大会である“Pokémon UNITE Challenge DAY”を主催しています。
Pokémon UNITE Challenge DAY大会サイト(外部ページ)
League of Legends Japan League(LJL)シリーズ
LJLは世界的MOBAゲーム“リーグ・オブ・レジェンド”(League of Legends/LoL)の日本プロリーグです。春と夏の2シーズン開催され、世界大会である“World Championship”への出場権を獲得するために、複数のプロチームが参加しています。
コロナ禍の影響でオンラインでの開催となっていましたが、2023年のLJLは4年ぶりとなるオフラインとなり、幕張メッセで観客を迎えての開催となりました。
eスポーツイベントの未来
メタバース
近年では“メタバース“をキーワードに、オフラインでの交流さながらの体験をオンラインでできるような取り組みがされています。
2023年3月にSBIホールディングス株式会社が開催した“SBI Neo festival NEXUM 2023”では3Dの会場を用意、専用アプリと対応デバイスを使用してオンラインで会場に接続しライブや大会を観戦するシステムが用意、視聴など合わせて26万人が参加しました(※3)
※3)Gamer:「SBI Neo festival NEXUM 2023」の開催レポートが公開!イベント参加者数は26万人以上に(外部サイト)
リアルスポーツのeスポーツ化
リアルスポーツを新たにeスポーツ化する動きもあります。
2023年に開催された“オリンピックeスポーツシリーズ”では、人気バトルロイヤルゲーム“フォートナイト”のマップ作成機能を使用して標的射撃競技を再現した競技“eshooting”が採用されました。
eshootingは日本ライフル射撃協会の下部組織であり、弊社JCGの代表取締役CEOである松本順一が理事を務める日本eshooting協会が推進している競技で、オリンピックへの定期採用を目指しています。
関連:eスポーツがオリンピック採用へ?実際に行われているオリンピック関連大会やIOCの取り組みを紹介!(サイト内リンク)
まとめ
オフラインのeスポーツイベントは、実際に選手たちがプレイする姿、それを応援する観客の一体感で大きく盛り上がります。
また音楽アーティストのライブやアクティビティ、メタバースなどを複合した新しいエンターテイメントとして開催されることも多く、様々なスタンスで楽しむこともできます。
もし気になるイベントがあれば、ぜひ一度、会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
JCGではeスポーツのイベント開催や番組制作に関するご相談を受け付けております。
大会運営・番組制作・配信技術など、お困りのことがございましたらぜひご連絡ください。