NRT staff e-sports Championship開催!
6月7日、成田国際空港株式会社(以下、成田空港)が主催する従業員向けのeスポーツ大会が開催されました。
その名も「NRT staff e-sports Championship」
人気スポーツゲーム『EA SPORTS FC™ 24』の腕前を競うこの大会は、空港内で働くさまざまな業種、企業の皆さんの交流を目的としています。
司会・実況は田口尚平さん、ゲストに松木安太郎さん、武田修宏さんと豪華な出演陣が盛り上げる本格的な大会となりました。
会社を超えたコミュニケーションの強化を!
近年、日本ではオーバーツーリズム(観光地の受け入れ可能な人数を訪問客が超えることにより、観光への満足度低下や観光関連施設・地域で問題が起こること。)が懸念されています。
成田空港では、グランドハンドリング(航空機が空港に到着してから出発するまでの限られた時間内で行われる地上支援作業の総称)や保安検査員のスタッフの人員不足が懸念されており、コロナの影響による離職率の増加も相まって人材の定着が課題とされています。
そこで、年齢や性別に関係なくノンバーバルな交流が可能で、若者を中心に広い世代に認知されている「ゲーム」による会社を超えたコミュニケーション=eスポーツでの交流イベントが行なわれました。
本大会の開催に先駆け、実証実験も行われました。
◆実証実験の結果などはこちらのリリースを御覧ください
成田国際空港㈱と従業員向けのeスポーツ大会の実証実験を経て、第1回従業員向けeスポーツ大会を6月7日に開催決定!
eスポーツ大会会場の様子
今大会は成田空港内にある4つのターミナルにある4つの会社から代表が選出されて、各社混合4人1組のチームになり、ターミナルを代表してトーナメント戦が展開されました。
会場の各所にはモニターやスピーカーが設置され、ゲーム映像と実況解説をどこでも楽しめるよう会場づくりが行われていました。
会場にはきのこの山・たけのこの里コラボPCが設置され、来場者には㈱明治のブランドであるきのこの山・たけのこの里のお菓子が提供されました。
またレッドブル・ジャパン㈱よりエナジードリンク『レッドブル』の配布もあり、楽しみやすい空間となっていました。
大会開始前には、早くに来た参加者が練習を行うなど、真剣に取り組む姿が見られました。
開始時間にはプレイヤーや応援に駆け付けたスタッフの皆さんで会場が埋まりました。多くの参加者が見守る中、成田国際空港㈱ 執行役員 片山 様のご挨拶や優勝賞品の発表など、開会式が行われました。
試合が始まると、声援やバルーンをたたく音が各所から響きわたります。
モニターにピックアップされた試合は松木さん、武田さんのコメンタリーや田口さんの「ゴール!」の声もあり大いに盛り上がりました。
優勝は貨物ターミナル第3チームの皆様。航空業界にも旅客だけでなく貨物という物流が頑張っていることを示せて良かった、練習時間も勤務時間に入れた結果、イベントを通して他社とのコミュニケーションが生まれたとのことでした。
参加者インタビュー
真方山 元気 様
国際空港上屋株式会社 所属
優勝された貨物ターミナル第3チーム『CT-3』のメンバー
Q:普段はどんな業務をされていますか?
A:国際空港上屋株式会社で、輸入や輸出を行っています。
Q:このイベントに参加された理由をお聞かせください。
A:総務からイベントのことを聞きまして。他の会社の方と交流する機会はなかなかないので、絶対に行きたいなと思い参加しました。
Q:今回のイベントはいかがでしたか?
A:チームの皆さんはこのイベントを通して知り合ったのですが、仲良くなれて良かったです。
違う会社の方ということもあって、事前練習では緊張をしてあまり喋れなかったのですが、大会が始まると「こうしたほうがいいよね」とコミュニケーションがどんどん増えて、最後はすごく仲良くなれました。
Q:ただゲームを一緒にするより、大会という場があったことでコミュニケーションが出来たということでしょうか。
A:そうですね。普段全く会うことがないので、すごく貴重な機会だと思いました。
Q;ありがとうございました。改めて優勝おめでとうございます!
DORAN eSports CLABの皆様
韓国の仁川国際空港よりゲストとしてご招待
Q:このイベントに参加された理由をお聞かせください。
A:成田国際空港の方にイベントへの招待をいただき、交流を深めるために来ました。
Q:名前の由来はどこから?
A:League of Legendsというゲームがとても好きで、ゲームのアイテムから名前を取りました。
Q:今回のイベントはいかがでしたか?
A:私達は一つの会社の集まりなのですが、日本の参加者の皆さんはさまざまな会社が集まっていることがとても印象的でした。また、たくさんの人が参加していることも驚きました。
ゲーム中は日本ということもあり緊張をしましたが、ゲームが終わったあとは皆さんとても情熱的で私も興奮しました。
Q:eスポーツはコミュニケーションツールとして有効だと思いますか?
A:はい。eスポーツは世界中で人気がありますが、特に韓国ではポピュラーです。多くの若者がゲームをしています。私達も定期的に集まってゲームをプレイしています。
私達はそれぞれ離れたターミナルで仕事をしており、実際に会う機会は多くありません。ですが、オンラインで集まることができるeスポーツを通して、まるで仕事の後に飲みに行くように親密なコミュニケーションをとることが出来ています。ですから、eスポーツは人と人を繋ぐ事ができると感じています。
Q:ありがとうございました。引き続き日本を楽しんでください!
及川 侑里 様
空港ターミナルサービス株式会社 所属
今回のイベントのご担当者様
Q:普段はどんな業務をされていますか?
A:旅客案内業務部というところで、空港内でインフォメーションをしています。
Q:今回のイベントの人の集まりはいかがでしたか。
A:去年の実施実験よりもすごく増えまして、思っていたよりも多く集まっていただきました。
Q:今回のイベントで苦労したことはありますか。
A:弊社内にはゲームをする人がいる、というイメージがあまりなかったのでeスポーツイベントの理解を得ることが大変でした。一緒に準備をしてくれる仲間を見つけるという最初の部分が一番苦労しましたね。
Q:どのように解決されたのでしょうか。
A:実証実験を行った際に弊社のチームが優勝しまして。本番も応援しよう!とハッピも作っていただいたり、役員や年齢が高い方にも理解をいただくことが出来ました。その後については実施までスムーズに進行していきました。
Q:イベントはいかがでしたか?
A:実証実験と同じゲームを選択したので「また同じゲーム?」という空気も実はあったのですが、当日は皆さんとても盛り上がってくれて良かったです。すごく成功したと思います。
Q:JCGと仕事を一緒にしていただいていかがでしたか?
A:ゲームの選定についていろいろと提案をいただき、ゲームでこんなイベントができるんだ!と驚きました。協力いただいたことで準備から実施までスムーズに行うことでき、とても助かりました。
Q:ありがとうございました!